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◆参考文献:Houses Temples of the Sky: デボラ・ホールディング 著
◆ Bonatti on Basic Astrology: ベンジャミン・N・ダイクス訳著
◆ レトリウス The Egyptian ジェームス・H・ホールデン訳著
◆ その他、古典的な西洋占星術の文献
ケーダントなのになぜか悪くないハウスとして存在しています。それというのも太陽がこのハウスの「ジョイ(JOY)」だからです。学校の理科の時間に、夏は夏至を過ぎてから本格的に暑くなりますと説明を受けます。また、日中の気温も丁度太陽が真上にあるときよりも、2時ぐらいの方が熱せられた大気がじわりじわりと暑くなっていくので、太陽が天頂にあるときよりも熱いですよという説明も聞かされます。古代からの常識だったようです。太陽が9ハウスの時、一日のうちで一番熱いので9ハウスで太陽が「JOY」です。占星術の理論というのは、そんな単純な理論の組み合わせにすぎません。
《そんな事、言ってもいいのだろうか。という不安はありますが 多分 単純なのです》
カルディアン・オーダーで惑星を追っていくと、此処は2ハウスについで再び木星のハウスです。アセンダントから120度のトライン、木星の支配するハウスとしてケーダント・ハウスではありますが悪くありません。いわば名誉サクシダント・ハウスです。これと引き替え、8ハウスはサクシダント・ハウスですが、アセンダントとアスペクトしない、土星がハウスのルーラーであることから名誉ケーダント・ハウスとしてチャートに君臨します。占星学的な様々な理論は、春・夏・秋・冬・の変遷。月の満ち欠け。日々の太陽の動き。誰でも認めることができる自然現象をもとに組み立てられていると思うわけです。ハウスの意味はこのようにして、月のその反射による輝き、惑星の大気によるあるいは太陽の側にあることでの見える見えない、惑星の速さ等に密接に関係しながら組み立てられています。ですからたまには外へ出て星空を見上げてみることをお勧めします。他のハウスの説明と比較しながら、お分かりいただけると思います。でも、惑星を観察しただけでは説明しきれない、アスペクトのような概念もあります。そして惑星の惑星たる由縁逆行等多岐に渡りはしますが、このような変化に富む星空を象徴として捉えることにより星占いではチャートを読み上げます。
そしてハウスの意味合いは、アセンダントとの関係性の深い、浅い。それとアンギュラリティーと呼ばれる、アングルに有るかどうか、JOYとなる惑星が決められた後のJOYとなる惑星の観察等の要素も絡められて定められていきました。微妙に決定とは言いがたい部分があります。ハウスの意味を定めるにあたって、太陽を昼に、夜の部分を月に・・・など、観察することで浮かび上がるいろいろな事柄が利用されています。長い歴史の中で、これらが様々に組み合わされてハウスの理論ができていることをお判りいただけると思います。先を急ぎましょう。
太陽は10ハウスこそ最も相応しいと考えたくなるのが、これまで占星学的な理論を多少かじった私たちの思いなのではないでしょうか。なんといってもアングルですし、チャート全体を見下ろす立場にあります。しかし、上記に述べた理論により太陽は9ハウスのほうが相応しいと捉えられてきました。太陽は精神性の到達点の象徴「God」です。占星術では、この到達点への旅として人生は存在すると捉えます。到達点への日々の重い荷を背負ってとぼとぼ歩く旅です。これ以上の(ロング・ディスタンス・ジャーニー)長い旅は考えられません。全ての現象化した旅はこの人生という長い旅に包含されます。10ハウスは強いハウスでしょう。しかし、強いと良いとは別の概念です。ネイタルの判断では、9ハウスで象徴される太陽が強く良い位置に誇らしげに在ることは、人生全体の旅が精神性の良さに支えられていると見ることが可能です。太陽は「God」の象徴として少なくとも、神そのものではなく、神の手の内にあるものと考えられてきました。前述したように、彼が最も物理的な力強さを示すのは10ハウスではなく、9ハウスです。このことにより、太陽が我々にもっとも影響を与える9ハウスを「太陽のJOYになる神殿」にしたのです。
太陽の神殿が9ハウスであると定められると、女神の象徴である月は、占星術では常にパートナーはオポジションで示されるゆえに、3ハウスのJOYへと必然的に持ち上げられます。一方9ハウスは長い旅であり、3ハウスは短い旅であるといわれます。9ハウスの旅は精神性を培う旅という意味合いが濃いのは9ハウスの意味から伺われます。この事から近くても、例えば東京⇔熱海への、骨休めや昔からいわれる湯治といわれる行為が伴う旅は9ハウスの関連です。遠くても、日々のルーチンワークであるならば、例えば静岡⇔東京間の通勤であるならば3ハウスの事柄になります。
9ハウスは神のハウスゆえに、宗教、これはイコール思想のハウスです。未来像、夢・理想、占い・占星学なども真に真理に迫るものであれば9ハウスの事柄です。これらのものが最初に与えられました。時代の変遷に従い、加えられていくものがあります。紀元前5世紀のギリシャでは、アポロが太陽の神として光と純潔を象徴していました。そればかりでなく「智慧」、予言、を象徴していました。これらを背景として、9ハウスに与えられた太陽の神殿により、「智慧」、予言を象徴しています。これら研ぎ澄まされた思想や学問と関係のある場所も9ハウスであると考えられています。大学、研究機関、思想的な社会現象を追って世界中の国家の内面的な部分を明らかにしようとしているアメリカC.I.Aなども、諜報活動そのものは12ハウスですが、まとめて体系化している本部は9ハウスではなかろうかと考えられます。思想から派生したと思われる、学問。多くのことを知るための旅。見聞を拡めることから海外への旅。宗教そのものからは教会や寺院。学問から最高学府。そして、深い考えから拡げられていき、聖職者、教会、主教、学習、基礎的なレベルを越えた教育、式典、保険、および出版社等に関係付けられていきます。夢のハウスです。しかし、願望のようなものは11ハウスです。ネイタルでこのハウスに強いディグニティーで配置された木星は、信心深い人柄を示します。「ドラゴンテイル」や「火星」、または「土星」。これらが不幸にして第9ハウスに入ると、まったくの無神論者か、少しだけ無神論者か、最悪の場合、気違いじみたセクトに属したりします。12ハウスの所で述べますが、神秘主義思想もここです。底辺には、占星学と同じく観察や洞察があります。
アセンダントからみた配偶者のハウスから数えて3番目、配偶者の兄弟、および姉妹のハウスです。子供(5ハウスから5ハウス)の子供、孫のハウスです。
長期旅行、外国旅行、異国での事柄。深い造詣、式典、聖典を印刷し宗教を拡めるための手段として出版に関係しています。遠い将来に向けての保険もここです。空想や、未来に対する計画、外国、牧師、弁護(人)士などを表します。奥さんの姉弟はここです。マンデン・チャートでは最高裁判所、国の宗教、最高学府、諸外国の情勢、国際会議、国連のような組織、戦争のチャートでは終結を表します。色は緑と白。肉体の部分では、背骨、お尻や太股にかけてです。
ホラリーの質問では、長期旅行に関する事柄。信仰心に関する事柄。学問(高等教育)に関することなどがここに当てはめられますが、試験に合格するかどうかは、成功不成功で判断する場合が多いので、その場合は10ハウスです。夢の影響力があるのか無いのか、不安な夢を見た場合に尋ねられた場合、多少オカルティックですが、この9ハウスが夢の影響力を示します。
1st house
2nd house
3rd house
4th house
5th house
6th house
7. house
8. house
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11. house
12. house
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