■ コンテンツ
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◆参考文献:Houses Temples of the Sky: デボラ・ホールディング 著
◆ Bonatti on Basic Astrology: ベンジャミン・N・ダイクス訳著
◆ レトリウス The Egyptian ジェームス・H・ホールデン訳著
◆ その他、古典的な西洋占星術の文献
ネイタル占星術に5度ルールは関係がありません。
ネイタル占星術は元々ホール・サイン・ハウス方式を使うので(13世紀までの文献はすべてこの方式で説明される)必要がないのです。
[アル・カビス(Al-Qabisi)は四分円方式のカスプも大事だよと述べています]
アセンダントはどこから始まるの? 実際に星占いで使うアセンダントは、アセンダント・カスプを0度とすると、355度ぐらいから、第2ハウスの始まる 第2ハウス・カスプの(-5度)手前ぐらいまでです。プトレマイオスは地学者だったにも関わらず、『テトラビブロス』という占星術の本を書き、ネイタルの技術を残したかったのに、イコール・ハウス・システムで5度ルールに触れます。アセンダントの5度上から、地平線の下25度までがアセンダントだと書きます。
この記述が、その後の占星術の発展を阻害したといっても過言ではありません。
占星家の中には上記の法則を次のように当てはめ、アングルは(-8度)サクシーデントは(-5度)ケーダントを(-3度)とする人もいます。でも、これは間尺に合いません。見た目に広いハウスは、エントランスも広いとするのが良いでしょう。
占星家は、質問の判断に着手するする前に、それが判断するに適切か ふさわしいか をまず最初に考慮します。時々人々は占星術に敬意を払わずに失礼な、不適切な質問をします。もちろん、クライアントは質問を正しくする方法を知りません。質問の時期として熟していない場合もあります。そのような時は占星家も、別の適切な時期まで判断を延期する方法もあります。惑星の配置があまりにも悪いときは、休みにしてもいいのです。
様々な考察すべき事柄が、アセンダントに含まれています。
多くのカレントが、自分の質問を正確に認識しているとは思えません。次のような質問は、よく似ていて、まったく意味の違う質問です。
A.「彼は、この家を買った方がいいだろうか?」
B.「彼は、その家を買うだろうか?」
A.の質問は、家を買う側の知り合いによって為される質問です。B.の質問は、家の持ち主や不動産業者によって為されるか、あるいは、一種の占星家に対する挑戦です。では、どうやって見分けるのでしょう?
アセンダントと、時間のルーラーの付け合わせは、必ずやるべきです。
性質、エレメント共に、(アセンダントのサイン--か--アセンダントのルーラー)と(時間のルーラー)に合わなければ、カレントは質問事項の全てを占星家にうち明けていません。あるいは、質問をきちんと整理する前に、占星家の前にやって来てしまったかです。
アワー・ルーラー(7つ惑星のうちの1つ)が
これらの関係が有ったときは、ラディカルなチャートと見て差し支えありません。
アセンダントのサインのロードと、時間のルーラーが1つの性質である場合には、質問が適切です。
例えば、アセンダントのロードが水星、時間のルーラーが土星のような場合です。
同じトリプリシティーかを調べます。
アセンダントのロードが金星、時間のルーラーが火星なら、同じ水のトリプリシティーです。
アセンダントのロードが太陽、時間のルーラーが木星なら、同じ火のトリプリシティーです。
時間のルーラーとアセンダントのロード、時間のルーラーとアセンダントのサインと性質かエレメントが同質であれば、判断の答えが比較的簡単に手に入ると言われています。
時間のルーラーが、アセンダントのサインとロードと、性質やエレメントと違う場合、非常に答えを得るのが難しいとされています。得ている知識では手に負えないかもしれません。
また、アワー・ルーラーから、問われた問題がラディカルなものかどうかを判断する手だての一つとして、アワー・ルーラーがアングルに在り、事柄を示すものであり、問われた問題に対するナチュラルなルーラーになっていて、アセンダントと深い関係のアスペクト、ミューチャルレシーブ、アンテッション等ならば、ラディカルな問題と見て差し支えありません。
関係のあるアスペクトといっても、アセンダントとアワー・ルーラーが単にトラインを形成しているとか、エレメントが同質の星とメイジャー・アスペクトを構成しているといった場合、根拠となりません。
アセンダントがあまりにも若い角度だと、質問事項の展開が激しく、あるいは様々な変化を見せるので判断に適さないとされす。判断を先に延ばしても差し支えないという事ですが、いつも判断をとり止めるのかというと、それだけではありません。
アセンダントが28度や29度だと、本人が気づいていようといまいと、カレントは差し迫った緊急事態にあることを示しています。又、カレントは依頼事項を勝手にありそうな別の質問に変えることもあります。恋愛のことを聞きに来たのに、いつの間にか結婚の話になったりします。まあ、恋愛と結婚は似たりよったりの話ですが。別の人とはどうか?、などという話になりがちです。
ドロセウスのトリプリシティー
サイン |
Triplicity |
関与星 |
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惑星 |
D. or N. |
エレメント |
Element |
土星 |
Day |
Cold & Dry |
Earthly |
木星 |
Day |
Hot & Moist |
Airy |
火星 |
Night |
Hot & Dry |
Firery |
金星 |
Night |
Cold & Moist |
Watery |
水星 |
D.& N. |
Cold & Dry |
Earthly |
太陽 |
Day |
Hot & Dry |
Firery |
月 |
Night |
Cold & Moist |
Watery |
古来、アセンダントは重要なチャートを読み解くためのキーポイントになっています。
月が7ハウスのロードとスクエアーやオポジションに近づきつつあり、更に、7ハウスのロードがアセンダントのロードを悩ませているなら、占星家は仕事を終わりにしてもかまいません。クライアントは悪党であったり、彼の判断を悪用しようとしています。
土星が、アセンダントのロードでもなく、7ハウスのロードでもなく、質問された対象事項でもない状態で、7ハウスのカスプの3度以内にあるなら、彼は占星家を試しにやって来たか、誹謗中傷するためにやって来ているかもしれません。もちろん、あなたに自信があれば、判断を試みても差し支えないのです。
土星が質問のチャートのアセンダントに入っていると、提出された問題は、誤っていたり、状況が飲み込めていなかったり、希望は既に通りすぎたりしています。これも、土星がアセンダントのロードでもなく、7ハウスのロードでもなく、質問された対象事項でもない状態の場合だけです。同時にアセンダントのルーラーがコンバストだったり、逆行していたりすると、質問者がならず者やふざけた人を示しています。
あなたはチャートの中の現象が等しい場合、提示された問題は判断しても、断言する必要はありません。占星家は自分の知っている、知らない、どの方法ででも結論がバランスしていれば、より適切な時間が来るまで、判断を延期するべきです。「まだ、今は、どっちになるか分からないと」
その他
第1ハウスはチャートの判断で常に参照される重要なハウスです。
1ハウスのロード。1ハウスのロードの入っているハウスのディスポジターとの関係、1ハウスに在る恒星・惑星と1ハウスのロードとの関係、1ハウスに有る惑星と、質問内容と1ハウスのロードとの関係、等々が重要な意味を持つことがあります。
カレントとはまったく関係のない人の、行方不明者等を判断はできません。
時々、そんなことをしている人を見ますが、アセンダントは誰になるのでしょうか? 占い師自身の興味として、アセンダントはその占い師だとしまよう。でも、行方不明者のハウスはどこになるのでしょうか? アセンダントさえも、実は誰なのかが分からないのです。テレビの司会者でしょうか?
春分は、牡羊のサインへの太陽イングレスと呼ばれ、その瞬間のチャートのアセンダントは、その国の一般庶民の、国家全体、そのチャートが作られた国の事柄を表します。
ファーストハウスと呼ばれたり、単にホロスコープと謂われる場合もあります。この場合のホロスコープは、チャート全体ではなく、第一ハウスのことです。
1ハウスは次のような質問に用いたり、見たりします。質問者の状態。容姿や、態度、考え方や、質問に対する態度等。これらがアセンダントの事柄の一部です。前ページへ
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