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■ 用 語 解 説サイン: Signs 高い哲学に基づいた知識を得るには、サインにおいても誠実で忠実な歴史観に裏打ちされた理解が必要となる。歴史観を無くすると、サインの支配星を矮惑星にしたりすることも可能になってしまう。サインの支配星は、太陽と月以外は綺麗な対称形を形作っている。これを変更するには相当に考え抜かれた哲学がいるはずである。 ![]() サインと星座とは密接に関係していたが、歴史の流れの中で眺めてみると、その眺望はいささか異なったものに見えてくる。サインと星座は今日かなりズレてしまっていて、双子のサインに既にふたご座は無く、蟹のサインと重なってしまった。百聞は一見にしかず、説明は要らない。 既に、おうし座が双子のサインと重なっている。古代に「ふたご座」という星座が持っていた性質を、それが現代の「双子のサイン」において発揮されるものであろうか? 「双子のサイン」は、相変わらず季節の変わり目として二重性(春の様相の中に、夏の姿も垣間見える)を持っている。しかしながら、背後に横たわる星座は「おうし座」である。おうし座が二重性を身に付けたのであろうか? 否である。これらの事柄は、西洋占星術の歴史観を持たないと理解できない。 サインは、太陽の通り道である黄道[こうどう]に沿っていて、帯状に存在するが見えない。 スクエア: square:テトラゴン: tetragon:クォータイル: quartile: 四角形、あるいは四辺形を意味する。90゜にあるサイン同士やハウス同士のことを指す。 セカンダリー・プログレッション : Secondary progression
プラシーダスによって提唱されたもので、最初セカンダリー・ディレクションとされていた。今日、単にプログレッションと呼ぶものです。「一日を一年」と同等であるとする考え方。プラシーダスは、明らかにプライマリー・ディレクションの補助として、しかも、太陽と月にだけ当てはめる物として提唱したが、今日、その概念だけが一人歩きし、どの惑星にも当てはまるとしている。しかし、開発者のプラシーダス自身が注意しながら使っていたように、プライマリー・ディレクションの知識が前提である。 セパレーション: Separation 惑星達は角度による角度に従ったコンジャンクションやアスペクトを為し終えると、互いのスピードが違う事によって離れ始める。このことを指して、セパレーションと呼ぶ。どちらかが逆行をしていない限り、軽い方の惑星がその場所からセパレートすることになる。既にセパレートしているかどうかは、正確にはエフェメリスを見ないと分らない。順行に戻ったばかりの金星に、火星が追いつく事もよくあることである。下記のような状態のチャートでは、金星がセパレーションを始めたように見える。 → ♂ → ♀ 金星が火星とのコンジャンクションを終えた所かもしれないが、場合によっては、金星が逆行を終えた1日後かもしれない。火星が金星に追い付くこともあり、目の前のチャートだけでは判断が着かない。
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日本の西洋占星術が大転換する時期に |