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■ 用 語 解 説リフランネーション: refrenation:リボーキング: revoking refrenationは、英語には無い言葉なのだが、何かを為そうとして引き返すイメージを込めてある。これは適切ではない翻訳だとベンジャミン・ダイクス氏は、ラテン語からの(restraint:抑制・制止)よりも、アラビア語に即して「撤回をする:revoking」を最近の訳に当てはめている。 この動きはあわや完成かと思われるアスペクトなりコンジャンクションを、すんでの所で近付く惑星が逆行をして引き返してしまい、完成に至らない形である。単純に、前へ進むのを止めるのである。そのことが良い場合もある。「私はこの病で死にますか?」という質問で、アセンダントのロードと8ハウスのロードがアスペクトを形成する寸前に、近付く方の惑星が逆行をしてくれれば、死は当然のように消えてしまう。 ![]() 上の図では、アセンダントのロードの水星が8ハウスのロードの火星に近付いている。死の質問ならば助けが無いように思えるが、水星が途中で逆行する事もありえる。サインを変えて双子のサインの2度で水星が逆行すれば、それは完成しない。たとえ3度に入っていても、1分違っていれば完成はしない。ボナタスはそれを明確に述べる。私の経験でも、15分手前という同じ度数域で、死の完成を見なかった。恋愛の問題では困るのであるが。 水星は前方にアスペクトするかもしれない惑星があるので、ボイドでは無い。結果的にリボーキングをしてアスペクトを完成しないので、それが分かった時点ではボイドにはなる。しかしながら、もし、アスペクトが完成していれば、当然結果は死を迎えることになるので、ボイドが死をそしているわけではなく、リボーキングが死を阻止しているのである。
リセプション: reception この語に関しては、『愛のホラリー占星術』 73頁を参照のこと。詳しく書いている。
ロード: Lord = ルーラー: Ruler 月は蟹のサインをルールしている。このことを指して、月は蟹のサインのロードであると言う。アセンダントのロードとは、アセンダントのカスプが差し込んだサインのロードとなる。同様に、他のハウスのロードも、カスプが差し込んだサインのロードとなる。アラビック・パーツのロードも同じような感覚で、そのアラビック・パーツが置かれたサインのロードが、アラビック・パーツのロードになる。 レボリューション: Revolutions = 回帰 モダンな用語では太陽リターンと呼ばれるもので、誕生の太陽の位置が正確にその年の太陽の位置に重なる時を割り出して使うもの。誕生地で太陽リターンを作るべきだと言う意見と、現在の居住地で太陽リターンを作るべきであるという意見がある。しかしながら、どちらで作ろうと、基礎となるプライマリー・ディレクションの補助用のプロフェクションの、更なる補助となるものである。お分かりのように、ある年の太陽が正確に誕生日と同じ位置に来る時というのは、誕生日とずれることが当然のようにある。 |
日本の西洋占星術が大転換する時期に |