百文字占断 ホラリー占星術
■ 『百文字占断』は誕生日のデータを用いずに星占いをした鑑定例の数々。
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依頼内容: 病院での演奏会を予定していますが、9月末から肩を傷めて演奏(ピアノ)に支障をきたしています。 気軽なコンサートなので、ごく簡単な曲と、初めての試みですが、ポピュラーな曲を今弾ける程度に自分でアレンジ編曲してなんとかプログラムを組んで出演することも考えています。 しかし、コンサートをキャンセルして体のケアをするのと、今、持ちかけられかかっている初めての作曲の話(まだ具体的にはなっていません)にエネルギーを注ぐほうが良いかどうか、迷っています。 せっかくの演奏の機会を活かしてできる範囲のことに挑戦したほうが良いのか。 上記、2つの、どちらが将来的なことを考えると、良い選択になるのでしょうか。 時間と体力が間に合うのかということ、 2019年12月19日(木曜) 2:07 pm JST 136.99E 36.72N ![]()
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なかなか難しい質問です。質問内容が多岐に渡ることと、関係者をどの惑星に当てはめればいいのかを含みます。 カレントはアセンダント、ロードの金星。そして、月。月は、3ハウスのロードになっているので、質問内容を鑑みると、カレントに加えても構わないと考えました。7ハウスは、誰か、特定しないでおきましょう。演奏グループの仲間なのか、作曲の依頼者なのか、病院での演奏会の関係者なのか、直ぐには確定できないからです。 このチャートの特徴は、太陽からセパレートした月と、月がアスペクトをしにいく金星が、共にサインの端っこに置かれていることです。つまり、現状維持が良いのか、変革が良いのか、判断が行い易い場所に惑星を置いてくれていることです。月も金星もカレントの表示星なのですね。 占星術師のために、判断が極めて簡単なチャートを天が差配してくれたのでしょうか? そうでは、ないでしょう。カレントの悩みの深さを表しているのだと思われます。カレントにとっての緊急事態、人生の分かれ目。そんな意味を持つのだと思います。判断を間違えると、大変なことになります。 月は、6ハウスの5度前にありますが、サインは違うので5ハウス(現在の音楽活動)です。おそらく、太陽(5ハウスのロード)からセパレートしていることとも相まって、ここから離れたらどうなるのかを、判断しなさいと、これは、天が、占星術師に読み解けと言っているのでしょう。2つも象意を重ねているわけですから、重要なポイントなのだと思います。 その月は、カレントの本体である金星と△のアスペクトをします。 月も金星も、現在 Cold & Dry なサインに入っていて、これから、Hot & Moist なサインに入って行こうとしています。 月の表示の方が明確なのですが、月は水星のサインを好きではありません。 金星が置かれているのは10ハウスです。山羊のサインも、水瓶のサインも、共に土星のサインで、大変わりしないように思えますが、Hot & Moist な活動的なサインに入ることで積極性が求められますし、積極性が出てくることにもなります。そうせざるを得なくなるとも読めます。
現状維持なら、どうなるのか? これも、読み解いておかなければいけません。月は太陽からセパレートした。この事実は、どっちに転んでも、既に起きてしまったことですから、変わらないことです。太陽は、5ハウスのロードです。もう、月はそこへは戻れません。5ハウスは、趣味としての演奏活動や、趣味の仲間でしょう。
こう考えてくると、道は、後ろには無いことが分かります。 前へ進むしかないのです。それが茨の道であろうとも、前進しかありえません。 戻るのも困難、前途も困難、でも、戻れないとしたら、前進しか残されていません。第三の道を辿るとする方法もありますが、このチャートには記されていません。なぜなら、金星の前方にアスペクトをする惑星が示されていないからです。
結局、7ハウスは読まずに、結論に達しました。こんなこともあるのですね。 結論は、「思い切って飛び込め」 と、天が示唆しているとしか考えられません。 困難は承知。天がここまで後押しをするのですから、あとは、自分で未来を切り拓いていくしかありません。 |
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