西洋占星術

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 ■ 占星学には基礎があります。

◆ サインの意味合いは、占星術の背景を構成する要素です

 サインの意味合いは、占星学の背景を構成する要素と、判断に用いる要素の二つがあります。
(背景は、バックグランウンド(哲学)を指しません。背景となる絵柄と考えてください)

◆ サインは、占星術の背景を構成する要素ですが、歴史的に3つ程の意味が読み取れます。

  • 遠い昔の星座(コンステレーション)が主だった意味を形作っていた時代のもの
  • 西洋占星術が完成したころの空に由来する意味
  • サインのルーラーや他のルーラーシップ・システムを考慮に入れた、この後に残されていくだろうと考えられる「サインとしての意味」

これくらいの意味が存在します。

◆ 占星学を成り立たせている宇宙構造

占星学的な同心円構造の上に黄道帯12サインが割り当てられたもので、この12サインを理解する第一義は、占星術的な宇宙構造を理解することに他なりません。宇宙構造そのものは占星術を成り立たせている土俵になっているだけで、この構造そのものを占星術の判断に用いることはありません。

サインは基準点の連続したものと言ってよく、舞台装置です。何物でも、場所を特定することが必要で、背景を背景としての役割に使う、まさにそれは舞台装置の場所としての意味合いです。 山がある、河が流れている。森がある、といったような事柄です。一方、惑星は何かを演じている役者で、山のふもとに来たからすがすがしい、河の見えるところに来たら喉を潤したくなったなどです。そうではあっても、役者の役柄が場所々々で完全に変ってしまうことはありません。そのような背景の仕組みです。

 サインという舞台装置は、そのような役割を果たします。舞台装置を背景として占断に使う特殊な場合は、役者がどこに居るかを調べる時です。舞台装置の背景は人間の姿や、船の姿として画かれることもあります。

 黄道帯12サインは、春分点を基点として天球を12に区分したもので、それぞれのサインには幾つかのお話が伝わっています。けれでも、そのお話全ては占星術の占断に役立つ法則で成り立っているわけではなく、サインの手前に存在する、星座の物語と考えても差し支えありません。

 この頃はあまり用いられなくなりましたが、星座を印象付けるために語られたお話しが数多くあります。その意味合いはサインの話とは違っています。舞台装置となる背景を占断に持ち込むことは、占星術を増長にしてしまう危険な要素をはらんでいます。舞台装置である星座の絵柄に属する事柄は、ホラリーの判断に関係付けることは、ほとんどの場合ありませんし、不必要と言っても過言ではありません。


 ■ 西洋占星学の基礎になる天球と12サイン

黄道帯12サイン

星座サイン

地平線

● 伝統的には、サインは立ち居振る舞いや身体的な特徴を表します。

また、家族性、関係性を他の惑星と取ることにより、同じ仲間の惑星を解釈するときに役立ちます。いわゆるグループ化されたサイン同士のことを考慮に入れることです。

更に、サインのルーラー(ディスポジターの類)を考慮することにより、力の源泉のようなものにアクセスできるのか否かも表します。

例えば、カーディナル、フィクスト、ミュータブル・サインといった区分けがよく使われます。又、水のサインである、火のサインである、風のサインであるといったグループ分けも比較的よく使います。

その他、肥沃である、不毛である、よくしゃべる、静かである、動物的である、ヒューマン・サインである等が次に来ます。男性格である、女性格であることも使います。

 2024年7月12日(金曜日)

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