ネ イ タ ル 西 洋 占 星 術伝統的な占星術に潜む 秘密の法則■ ヘレニズム占星術の再構築 ■ 何故、今日までヘレニズム占星術が再構築されてこなかったのか? 推論にしか過ぎませんが・・・ ■ 文献類は残されていたはずなのに、なぜ顧みられなかったのか? 文献類は確かに存在していました。アラビア時代の占星術師たちは、明らかに読んだ形跡がありますし、ヘレニズム時代の書籍を書き写したりもしています。でも、そこには改竄も存在しています。古いものを大切にしたい思いと同時に、新しいものを作り上げていこうとする気概もあったのだろうと想像するしかありません。 ヘレニズム時代の文献類は、読み解くのが大変です。後の世の占星術師たちは注釈も付けていて、その注釈付きの文献類が残されているのです。この注釈そのものが正しいのかどうかを別にして、何故、ヘレニズム時代の占星術のテクスト類が難しいのかというと、簡単なレジュメであり、解説者がそれを説明することで内容が理解できる程度のものしか提供されていないからだと考えられています。 ■ では、どうしたらいいのか。 このHPで展開していくヘレニズム時代の占星術の解説でも、絶対に正しいとは言い切れません。では、何故、再構築と言えるのかです。古典的な占星術でも、惑星の査定は為されたはずです。レジュメ程度のものは残されているということは、そこに居合わせた人たちが全て「インスピレーション的な理解力が優れた人ばかりが参集していた」ということを否定します。 ヘレニズム時代のテクスト類も、クロスリファレンス(比較検討)されています。そこから、ある程度のことが判断できるのですが、①惑星の査定が最初にきていることです。 ■ 惑星の査定方法は、当時のものなのか それは全く異なる方法であった可能性の方が高いと思われます。表にして、縦と横を鑑みながら個別に査定するという私たちに馴染みのある方法は、どう考えても中世以降の方法であろうと思われます。しかし、私たちには、それ以外の方法を思い付けないのです。現代のの文明は理解のしやすさを求めて、表にするという方法を思い付きました。過去の占星術師たちは、積み重ねて説明された教師の述べることを頭の中で理解し、記憶し、自分で使えるように「何らかの方法」で使用に耐えるように鍛えたのだと考えられます。 文化というのは、事程左様に人間の思考回路さえも変化させてしまうものです。 ■ 間違った思考方法で、本筋を捉えることができるのか 先に述べたように、思考回路や思考方法は異なるでしょう。しかし、私たちは私たちなりの方法で、惑星の査定方法を整えるしかないのです。ですから、この後のHPに載せている事柄には、全く現代的な手法を取りはしますが、他の方法を取ったとしても、概略同じような結論に至るはずだと考えられます。 ■ 様々な文献類をAIに放り込むと・・・ 既に膨大なデータが世の中に溢れていて、AIは様々な文献類を読んで知っています。そこから推論を行ってくれて、一種の結論を導いてくれることもあります。すると、私たちがこれから行おうとしていることと間違いなく同じ方向を向いてくれます。 ここで述べていることは、同じネイティビティーを人間とAIが解釈すると、同じ解釈結果になるのか、ということではありません。 例えば、文献類の中に「Doruphoria、Doruphory」という単語が出ていきます。これを「AIさん、あなたはどう解釈しますか?」と投げかけると、私たちが文献類を参照した結果と同じくらいの意義を見出してくれる、という意味です。 つまり、私たちが単語の意義を定義したいと考えていることは、誰が考えても同じような結論に至るという所までは来ているのです。定義が分かれば、それをどう使っていけばいいのか、これも推論の外へ出ませんが組み立てていけることになります。 ■ じゃあ、そんなことをアラビアの占星術師だって行なってきたじゃないか・・・ そうなのです。行なってきていながら、既にアラビア時代にはヘレニズム占星術と異なる概念を作り出してしまっています。何故でしょうか? つまり、両方正しかった、可能性もあります。(私は違うと思っていますよ) 正しいと考えられないものは残らなかったはずです。 ■ 方法としての考察 たった数人のグループで再構築が為されるとは思えません。それほど奥が深く、理解しがたい言い回しも多々あります。実際の多くのネイティビティーと照らし合わせながら再構築していくしかありません。ヘレニズム占星術の特徴としては、具体的であることです。精神的なことに終始するような曖昧なものではありません。だからこそ、怖い一面も持ち合わせていて、中には○○な死に方をするという記述もあり、腹をくくって取り組まなければならない一面もあります。 欧米では既にグループ学習が始まって十年近く経っています。日本は文献類の理解が進まないまま停滞しています。 ■ 例を出して、終わりたいと思います ヘレニズム占星術と、アラビア時代の占星術の中に、ひじょうに曖昧に近い概念が散らばっています。これらは、混ぜて使えません。
これらを混合して使うと、訳が分からなくなります。異なる時代の、異なる概念だからです。
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日本の西洋占星術が大転換します |