ア ス ペ ク ト I I伝統的な占星術に潜む 秘密の法則■ 西洋占星術で用いられるアスペクト ■ アスペクト その II アスペクトについて書かれた多くの伝統的な占星術のテクスト類に、それはサイン同士でのこと であると書かれています。そして、ホラリー占星術では「角度による角度に従ったアスペクト」を検討することになっています(過ぎ去ったものも、これからの角度に従ったアスペクトも観察します)。特にネイタルでは、サイン同士でアスペクトしていれば、オーブの幅を気にせずにアスペクトしていると解釈して構いません。ネイタルでの3度以内のアスペクトは、特別な意味を持ちます。オーブは、どちらかというとホラリー占星術の概念です。
ほら、 コンジャンクションは惑星同士のことです。 (コンジャンクション=惑星同士のこと) どんな学問でも発展させるには基礎が大事だと思います。天文学では数学の能力がきっと普通以上に求められると思います。占星学(あえて学にしました)も基礎があり、その上に様々な神殿がうち建てられているのは想像に難くないでしょう。そして一つの分野の学問を発展させるには、基礎が不充分ではいつか倒れてしまいます。どんな学問でも同じです。では占星学の基礎とはなんでしょう。基礎全体の概要はつかめないにしても、アスペクトはその中の一つだと考えられませんか? ■ アスペクトの概念アスペクトという概念は、三つのものが組み合わさっています。
占星学上の矛盾は大古、今よりずっと少なく調和がとれていました。アスペクトというのは、サイン上の事柄がベースにあって、トラインであれば全て同じ性質のサイン同志で起こります。白羊宮は?Hot & Dry?なサインとして、Hot & Dry?な獅子宮、人馬宮とアスペクトします。同じ性質どうしですから調和がとれます。この両サインに惑星が一個ずつ入っていれば、それはアスペクトでした。オーブは限りなくサイン全体に及んでいました。しかし、タイトであればあるほど影響力も強いことをも認めていました。これが120度が調和がとれているという理由です。 つまり、一方の惑星が白羊宮の28度にあり、もう片方の惑星が獅子宮の2度にあって、角度上94度のクォータイル・アスペクトしているように見えても、白羊宮は?Hot & Dry?、獅子宮も?Hot & Dry?ですから、この場合トライン・アスペクトしていると捉えなければいけません。
90度のアスペクト、クォータイル・アスペクトはHot?ともう一方は必ず?Cold?のサインどうしで起こります。つまり白羊宮の29度と巨蟹宮の2度にある惑星とはスクエアア・スペクトで、そのサインの性質が異なっていることで調和を欠きます。
? ■ アスペクトしないでは、角度差は122度となる、白羊宮の29度と処女宮の1度では、どう考えていたのでしょう? サイン同士のアスペクトでは150度の位置ですから、アスペクトしていないとして扱ってきました。今でも、そう扱わないと読み間違えます。それぞれ隣同士のサイン(30°)もアスペクトしません。 これらを専門用語で、アバーション(Aversion:嫌悪、反感)にあると言います。 ■ オポジション アスペクトのうちのオポジションですが、Hot?なサインと?Hot?なサインどうしで起きています。親和性はどう考えたらいいのでしょう? ここに書いたアスペクト全ての事柄は、マニリウスのアストロノミカ、トレミーのテトラビブロスに詳しく述べられています。このオポジションですが、親和性はあると書いてあります。と同時に、サインどうしをよく観察すると、巨蟹宮と磨羯宮ではあまりにも季節が違いすぎる夏と冬だ・・・だからそこでは親和性が無いし、一方秋と春では、季節こそ違うが太陽が昼に留まる時間は同程度であるから、かなりオポジションといえども親和性があるのだ・・・と書かれています。つまり、オポジションは、サインによってかなり親和性に違いが出る位置と捉えられているようです。 情報の量に惑わされて、これまでも少ない情報の中に真実が在ったかもしれないのに、それが見過ごされてきました。日本語の本に書いてあるから・・・が、そんなに重要な事でしょうか? これからも、活字になったものはそうやって人々を惑わし続けますが、それも人の世ならではのことです。 情報の質にも目を向けるべきですが、これはとやかく言うより、自分で確かめるしかないでしょう。 疑問に思ったら確かめることです。それが英語でもギリシャ語でも、他に手がないか、先生がいらっしゃれば先生におたずねになり、どんな本を読んだらいいか確かめるべきです。 そして実占に際して、実例を使って調べてみるという態度で臨むのが良いと思います。 2024年8月4日(日曜日) |
|
日本の西洋占星術が大転換します |