星 占 い　ホ ラ リ ー 西 洋 占 星 術

No.８１５　2021年7月25日　私はコロナ武漢ウィルスに罹患したのか？　

依頼内容：食事会のときの幹事さんから連絡を受けました。同じテーブルの方がコロナに感染していて発症されたとのことです。県の厚生センターから電話がありますから、対処をとのことでした。

県の厚生センターから電話がありました。「幹事の方からお聴きになっていらっしゃると思いますが、あなたは濃厚接触者になりました。今日か、明日中にPCR検査を受けてください」との連絡があったのです。私は武漢ウィルスに感染していますか?

2021年 7月25日(日曜) 5:07 pm　JST 136.59E 36.40N

県の厚生センターから連絡があって、同じテーブルの人がコロナに感染していた！　とのこと、ちょっとびっくりです。

アセンダントのロードは土星。6ハウスのロード（他人からの厄介事、伝染病のハウスのロード）は水星。水星と土星の間には、リセプションの伴った太陽によるトランスファー・オブ・ライトも見えます。

普通は、この時点で「ウィルスに感染しています」になると思います。

しかし、健康に関わる占星術では少し違った視点が必要になります。主たる表示星と、従たる表示星には差異が出てくるのです。主たる表示星は、一般的にはアセンダントのロードで、従たる表示星は月です。

このチャートでは、土星も月も、アセンダントに直接、あるいは間接的にアスペクトが取れないのです。つまり、どちらが主たる表示星なのかを検討する必要があるチャートです。残された角度差は月の方が短いので、月がこのチャートの主たる表示星、土星が従たる表示星になります。このことは、マーシャー・アラーのOn Reception の中に書かれています。 月と水星との間には、絆がりがありません。

感染していない。が、正解となります。

水星　→　太陽　→　土星のトランスファー・オブ・ライトは確かに存在します。水星と太陽のコンジャンクションがコンバストにならず、水星が光を太陽に委ねることができるのは、そこにリセプションが生じているからです。結果として、水星は土星とコンタクトが取れます。でも、従たる表示体に格下げされた土星には、主たる表示星ほどの力はありません。

8月に入って直ぐに、PCR検査の結果が「陰性」であったことが報告されました。また、2週間の観察期間を過ぎても発症はありませんでした。これは、HPの筆者・河内邦利自身のチャートです。2回目のワクチン接種の10日後のことでした。ワクチンの効果があったのだと思います。世界全体が緊急事態の時には、ワクチンで死ぬことになっても、それは必要なことだと心に決めて受けました。