古典西洋占星術
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 ◆ 西洋占星術の胎動 西洋占星術の歴史

 私は、わくわくしています。古典的な占星術を知らない多くの人達に、伝えることができるからです。
いまや、少しずつではありますが、古典的な占星術を求める人たちが、1人2人と増えつつあります。確かな事実があるわけですから、それに頼ろうではありませんか。もし、それに頼らなくても構わないというなら、それは新しい占いのはずですから、西洋占星術と呼べないのではないでしょうか?

 もともと論理の通らないスピリチュアルな世界だから、それでいいのでしょうか?

 占いの一部の歴史を探ると、メソポタミア、エジプト辺りでは、占いは政(まつりごと)と結びついて発達してきたものです。神の意志を問い合わせ、神の意志に従った政治を人民に対して行っていたわけです。原初的な占いには、予言者やシャーマンが介在していたものと考えられます。聖書に登場するモーセのような存在です。そのような人が不在の時代には、神への捧げもの、焼燔の捧げ物の肝臓の焼け跡から占いを行っていました。焼燔の捧げ物の肝臓の各部位の意味は、後に、天空の位置と対応していきます。そうして、やがて、焼燔の捧げ物による占いから、星による占いへと移行していったのです。しかし、その目的は祀りごと(政治)にあり、神の意志を尋ねることにウェイトがかかっていたのです。

 ジェフリー・コーネリアス(現代イギリスの古典占星術研究家の一人)は、天空の予兆や動きを書きとめることは、紀元前千年頃に始まり、その書き留めるという行為によって、人々の天文に関する知識はおおいに増えていったと記しています。そして、太陽の軌道を12のシーズンに分けて、12のサインが出来上がったのは紀元前5世紀のバビロニアでのことです。

当時星占いを行っていた人たちは、カレンダーの語源にもなっているカルディア人達でした。バビロニア南部の人達、この種族はその後絶えてしまいます。「カルディアン」という言葉は、「占星術師」という意味にもなりました。惑星の並び順である、土星・木星・火星・太陽・金星・水星・月の順番のことを、カルディアン・オーダーと呼びます。この並び順が、ある法則によって並べられて曜日を形作っています。私達は今日も、西洋占星術と切っても切れない関係を持って生活をしているのです。

今のイラク、バグダッドの北当たりがバビロニアで、メソポタミア文明の中心部にあたります。そこへアリストテレスの薫陶を受けたアレキサンダー大王が遠征してきます。遠征というものの支配権を及ぼすわけです。ギリシャ文明の影響が占星術にも入り込みます。また、他の文化がギリシャに流れ込みます。ギリシャ神話にも、バビロニアの物語が混ざっていきます。逆もあります。アレキサンダー大王はエジプトにも都を作り図書館を建てたので、そこでも文化の交流が行われました。後のアラブの王たちは、アリストテレスの影響を色濃く受けている王たちですから、文化や哲学をとても大事にしました。それらの文化は融合し、その後、新しい科学や哲学や数学が発達していくことになります。インドから伝えられた零「0」の概念は、アラブの数学を一流のものに仕立てあげて行きました。実際に、アラブではコペルニクスが太陽中心説を唱えるより150年も先に、太陽が太陽系の中心である事を知っていました。

ギリシャにもともとあった占星術も、バビロニアの占星術によって変化していきます。特に名前の影響を強く受けます。なぜ名前に影響を受けたかというと、神話と関係があるからです。

  • ギリシャでクロノスと呼ばれた土星は、サトゥルヌスという名前も加えられます。クロノスという名前も残っています。クロノンというのは、時間の語源となります。クロノメーターというのは正確な時を刻む時計のことです。そして、土星は時間の神になってもいるのです。
  • 木星はユピテル。ギリシャ神話ではゼウス、太陽の神でした。バビロニアでは、マルドゥク。マルドゥクは龍を征伐し、世界を救う神でした。
  • 火星はマールス。ギリシャではアレス。バビロニアの名前はあまり残っていませんが、ネルガル。バビロニアでの意味は、死体を堪能する者という意味でした。
  • 金星−ヴィーナス。ギリシャではアフロディ-テ。バビロニアでは女神イシュタル。女性らしさや性愛をつかさどります。同時に、平和をもたらす女神です。
  • 水星−メルクリウス。ギリシャではヘルメス。バビロニアの神ではナブ。ナブは使者であり、文筆と学問の守護神であると同時に売買の神です。
  • 月−ソナ。ギリシャでは、ヘリオスとセレネ。バビロニアの神ではシャマシュとシンに相当します。
  • 太陽−ソル。太陽は惑星たちの支配者、統率者でした。このバビロニアの考えは西洋占星術に色濃く残っていきます。

アリストテレスは、自らの著作の中で既に占星術に付いて語っていますから、西洋占星術が一応の形を整えたのは、12のサインが出来上がった紀元前5世紀のバビロニアから数10年を経て、ギリシャ哲学のエレメントが4つとなったエンペドクロス以降、この考え方が加わったBC450〜BC350頃だろうと考えられます。

エレメント

エンぺドクロスが整えたエレメントは、火・地・風・水の4つです。

アリストテレスの四元(しげん)の図

shigenの図

基の図には内側の四角形はありません

 

 ◆ 5つ目のエレメント エーテル

エーテル(西洋では5つ目のエレメントがあると考え、西洋占星術でもそれは天上界にあると想定しています)

宇宙に満ちるエーテルというエレメントはとても精妙で、それは、神々の治める天上界、西洋占星術では、サインの天宮にあってそこから放たれます。エーテルは天空の主役である7つの惑星を通して地上に降ろされ、あらゆる物質・非物質に常時その影響を及ぼしています。エーテルは惑星を通して届けられる時に、4つのエレメントを通して地上に影響を及ぼすという事になります。したがって西洋占星術では、まずサインと惑星を4つのエレメントに分けることからスタートします。

エレメントに分けられた惑星

天空の主役
惑星こそ占星術の主役です。エレメントを持つ惑星は、下記の8つが基本で、地球を除くと7つです。

  • 太陽と火星 (ホット & ドライ )
  • 土星と水星 (コールド & ドライ )
  • 木星と地球 (ホット & モイスト)
  • 金星 と 月 (コールド & モイスト)

エーテルを通さない惑星は、海王星と天王星です。もともと想定されていません。

これらのことから、明確なエレメントを持たない惑星達は、エーテルという5番目のエレメントを地球に運んではいても、はっきりしたエレメント上の考慮ができないことになります。明確さに欠けるという事は、考慮の外に置いても構わないことになります。エレメントを持ちませんから、エレメントを配されたサインを受け持つことができません。

モダンな占星術の考察が足りない点は、エーテルって何? そんなの占星術に関係があるの? です。エーテルなど見たことも無いし、現代の物理学には出てこない概念ですし、証明のしようがありません。ここまでで説明してきたように、対応関係を捉える占星術では、エーテルの存在は、神々の領域から何かがやって来ているとしか考えられない一種の定理と捉えられるものです。神々を認めるのが嫌なら、大宇宙の中に潜む生命エネルギーと言い換えてもいいでしょう。この宇宙を全一統体としている「何か」です。先天の気です。

恒星に意味があるように、光を放たない惑星達も、この世を形作るエレメントを通じた考慮をできなくても、光を持たないだけの小さな意味は持っていると思われます。

それを考慮してみましょう。

神々の位置と天球構造

地平線

西洋占星術では、星々の世界を幾つかの層になった天球構造であると考えています。西洋占星術は、自然を対象として観察し、それに考察を加えてきました。そして、サインを想定した時点で、更に天文の観察がし易くなりました。神々が天上から下界を治め、自然をも支配しているという考え方が登場しています。そうでないと、サインを神々の位置と想定することはなかったでしょう。これらの事柄をもう少し詳しく見ていきましょう。

西洋占星術では、地球を中心とした天球構造の一番外側を最高神の場所として想定していて、そこを、「サイン」と呼ばれる架空の天球としています。そして、サインの天球の内側が、目で見ることのできる天球としては最も外側となる、神話に登場する神々の住む(恒星の)天球と考えています。この恒星の天球に、恒星をつなぎ合わせた多くの「星座」があります。このように、サインの天球と、星座の天球は違うのです。さらにその下の世界に、七つの惑星で構成される「七つの天球」が置かれています。

そして、西洋占星術は、星の言葉を読み解く行為を伴います。占星術では、それら天球の中にある全ての多くの星々は最高神の道具だとしていて、神々はそれらの星々を使いながら、月下の世界、つまり地上に様々な采配を神秘的な力を用いながら行使しているとします。一応ここまでで、星々を使って何か書き込みを行っているのは神々であると仮定しておいて下さい。

天王星や海王星は、これらの天球のどこに位置させればいいのでしょう。天球構造を増やすには、全く別の哲学体系が要ります。このままの天球構造に入り込ませるとしたら、恒星の天球しかありません。恒星の天球にこれらの外惑星を置くならば、これまでの西洋占星術の理論を何ら動かさずに考察の対象にすることが可能です。恒星も確かに長い間に動いています。外惑星達は、早く動く恒星として捉えれば無理なく受け入れることができることになります。恒星と同じような扱いをすれば良いことになりますから、コンジャンクションのみが考慮できます。


● 魔術と唯識論

ここに神秘的な領域があるので、ホラリー占星術が魔術の一種だと言われたりします。この考え方は、有名なプトレマイオスの本に由来して、長い間西洋占星術の世界を席巻しました。これに異論を唱えた西洋占星術師も歴史上いたのですが、現代に至るまで完全に払しょくできませんでした。ジェフリー・コーネリアスがしっかりとした反論を加えています。

これが魔術なら、ネイタルも同じように魔術になるでしょう。なぜなら、誕生という瞬間が選ばれるのは、受胎のときではありません。生物学的な誕生の瞬間と言えば、受胎の時間の方でしょう。でも、占星術では、赤ん坊が呼吸をし始めた瞬間を誕生として選んでいます。だからといって、占星術では受胎の時間を無視してきたわけではありません。ボナタスという占星家は、受胎の瞬間を一種のイベントとして捉えています。

占星術の宇宙構造は、現実の世界(太陽中心)を映し出していません。この世は現実です。現実は真実とは違います。占星術における真実の世界とは、地球中心のチャートの世界の方がより一歩、映し出しているのに、近い! と考えているのです。これらの考え方を光にも及ぼすと、現実の光も真実の世界を映し出す橋渡しを行う役を担っていると考えます。光はとても神秘的で、真実の世界の事柄を、現実の世界に映し出す為の一種の道具になります。光は真実の世界からやって来て、現実を通して真実を見通せと語りかけます。そこには、真実と現実の間の差がどこかあります。ですから、視認できる光を持つ7つの惑星をとても大事にします。それら7つの惑星は、真実の世界を通して光を持ち、真実を照らし出す役割を担う存在となっているのです。

鏡(チャート)に映っている自分自身という考え方も、現実を通して真実の世界の概略を映し出しているとする一つの概念です。また、人は鏡という考え方もあります。相手は、自分の器以上には見えないし、相手は、自分の一番気にしている部分を映し出しているに過ぎないという考え方です。更に唯識論では、何もかも一切が、自分自身の心の現われです。

クライアントが尋ねた瞬間のチャートは、クライアントのその時の状況を映し出します。また、質問に答えてくれそうな兆候も見せてくれます。宇宙が答えを持っているというよりも、まるで、クライアントが能動的に天に答えを求めに行った結果として、そこに映し出されます。クライアントは占星術のことを知りません。しかし、象徴による記述が、クライアントの現況を映し出していると捉えます。

人生が能動的なものではなくて、単に与えられるものを受け取るだけならば、クライアントが占星術師を尋ねたときのチャートは、(天が)、クライアントをこれからどう動かそうかということが映し出されるはずです。しかし、チャートは、非積極的な行動をしているクライアントを指し示すか、どちらを選んでも大差が無い状況を示すこともあります。その時のクライアントの状況は、自分自身の質問がハッキリしていなかったり、回りの状況がハッキリ飲み込めていなかったりする場合もあります。このようなことが起きるのは、明らかにまるでクライアントがその状況を、自分のこととして語っているようなものです。つまり、天が語っているというよりも、クライアント自身が自分自身のことを語っているようなものです。

もしも、(天が)、常に積極的ならば、そのようなことが起きるはずがありません。常に、クライアントをもっと天の法則的な、あるいは倫理的な意志に従えと、あるいはそこに悪魔的な意思があるならば、破壊的に積極的な意思に最も沿う形で、悪魔に従うような生き方をせよと指し示すはずです。でも、チャートはどうも、象徴的ではあっても、天、あるいは悪魔の意思通りに生きて欲しいと示しているのではなさそうです。従って魔術では無いのです。同様に、天の御使いでもありません。

では、ひょっとしたら、天は不倫もOKと言っているのでしょうか? 

そうではないでしょう。生き方には形があるはずです。天は、それを別の形で教えています。人が勝手気ままに我がままに動くことと、天の一秒の狂いも無く動いている様子の差が、全ての不幸の原因となります。ただ、天の意志が積極的にチャートに介在しているのであれば、常に不倫はいけないと示されるはずです。そのようなチャートには、ならないのです。

質問者に天の意志に従わせようとはせず、惑星の配置は本質的にクライアントの現在の状況を指し示すのみです。

唯識論を元にすると、チャートは質問者の意志を反映したものになります。心の状態の表明なのか、あるいは、心そのものの声明と言えます。より未来を見通せる、自からに内在しているハイアーセルフとでも言うべき自分自身が語りかけているのかもしれません。占星術が抱えるこの課題は、自分の存在の奥(裏でも表でも無い)に潜む、何らかの理解に達する大いなるヒントです。全てが、自分の心の表れであるというシステムです。ネイタルにおいても、そうです。

ホラリー占星術が魔術だと看做していた多くの古代の占星家は、人の誕生時間を唯一の認識できる時間だと頑固に捉え過ぎています。受胎の時間に言及したボナタスはそこに反論は加えていませんが、自然科学的に正しい時間とするならば、魂がこの世に受胎とともに発生した時間の方をとらなければいけないでしょう。しかし、ネイタルもホラリーと同じように、胎児として母親の子宮に居る時間を取らず、又、ホラリーでもクライアントの中に質問が渦巻いている時間をとらずに、同じように発生の時間を使っています。一方が魔術なら、もう一方も魔術であることになってしまいます。

また、魔術は何らかの霊的なものに対して願いを傾けるという側面を持っています。しかし、西洋占星術はそのようなことをしていません。魔術であると攻撃していながら、護符を売るような行為をすることこそ、何らかの霊的な恩恵を求めることから、魔術と看做せないこともないでしょう。惑星はどう考えてもそのような力を持っていません。ただ、そこにあるのです。常に象徴として読まれる瞬間が集まっているわけでもありません。世界に唯一のチャートは、地球上のどこかで生まれた何かに付いて一つしかできないのです。しかも、意思を持って尋ねた時にしかできないのです。昔の占星家は、クライアントにも祈ってから出向くようにアドバイスを加えています。クライアントと占星家供々に、ひじょうに敬虔な気持ちで占いは行われていたのです。


● 占星術の溝を埋める、学ぶ姿勢

私たちが天体による占い・予測という不思議なテクニックを、ステップを踏みながら手に入れようとすると、現代の日本には幾つかの壁が存在しています。その一つは、アラン・レオ以前の西洋占星術の技術を学ぼうとした場合、まず言語の壁が立ちはだかることになります。

では、なぜ、アラン・レオ以前の西洋占星術を紐解かなければいけないのでしょうか モダンな西洋占星術が、古典的な西洋占星術を基礎として組み立てられているのなら何も問題はありません。しかし、なにやら解決できずに置き去りにされている問題が在るようです。それを学べば、今まで学んできたものに更に磨きがかけられることになるでしょう。

私は、かなり以前からモダンな占星術の中に幾つかの問題があるよと指摘し続けてきました。それは、かなり功を奏しているように思います。

例えば、ハウスの振り分けに新・旧の違いがあります。キスやワインを飲んで楽しむことは、モダンな占星術でも、古典的な占星術でも5ハウスの事柄としています。けして、口で楽しむことだから1ハウスの事柄であるとはなっていません。つまり、楽しみという「質」でハウスは振り分けられています。

そのように振り分けられていながら、モダンな占星術は時々、楽しみの「質」と楽しむ「器官」を、等質の事柄として扱っている場合があります。その理由は、モダンな占星術のどこかに、体と同じように他の様々な事柄も、ハウスとサインは同等の左回りに構成されているものという視点が存在するからです。

このような視点の相違から、モダンな占星術では、モダンな占星術を学ぶ人達の内部から、ハウスの解釈は「信じられない」とまで言われることがあります。

 ■ 若干 西洋占星術の歴史を振り返ってみます

占星術は当たり過ぎるので、変えられている可能性を疑ってみたことはありますか?

それはどうしてかというと、為政者(政[まつりごと]を治める者)たちが、消費者(一般大衆)に確実に当たる予言の方法の広がることを心配したから?

なぜ? 

為政者は、行っている政治に対して予防線を張られることを心配するものだからです。 為政者にとって、余計な事を知らない消費者の方が治めやすいし、また、敵対者にきちんとした予言の方法を渡したくなかったかもしれませんよ。

 ◆ 伝統的な占星術と、モダンな占星術の差

● モダンな占星術と、古典的な占星術の間には、矛盾とも呼べる多くの相違点が存在しています。

解明の進展は、欧米での古典的な西洋占星術の翻訳が激しく進んできたからです。

どちらが正しいという問題ではありません。どのように変遷してきたのかをもう一度捉え直し、確かな足取りを基として西洋占星術を学んでいくべきだと考えるからです。遠い過去から伝わってくる間に、大きく変化したものに対しては、何ゆえにそれが変遷していったのかを把握し、意味のある変更であったのか、無意味な変更であったのかを確かめ、戻すべきは戻せばいいでしょう。例えば、モダンな占星術では極端な話、ハウスは機能しないとして捨て去る人もいます。

「いくつもの検証の結果、やはりハウスのシステムはおかしい。私は信じられない。だからモダンなテクニックを探そう」

そのような態度を取るべきなのかどうかも含め、今日、見直しをする機会が訪れているのだと考えています。それには、ロバート・ハンド氏の主宰するプロジェクト・ハインドサイト、ベンジャミン・ダイクス、各大学等で、多くの古典的な西洋占星術の文献が、ラテン語やギリシャ語から英語へ翻訳され始めているという趨勢も、その見直しの手助けになっています。

● 伝統的占星術 ⇔ モダンな占星術

さて、伝統的占星術は、西洋占星術の基礎です。良くも悪くも、これを押さえておかないと、新しくてモダンな占星術は出てこないはずです。私は、伝統的占星術という用語は、本来無駄な用語だと考えています。たまたま、モダンな占星術が幅を利かせているので、それへの対抗意識を持たせた言葉として現れたのだと考えています。西洋占星術の基礎的な法則は、流派に分かれるほど多くなんてありません。基礎の部分でもともと伝わってきたものを伝統的占星術と呼び、基礎の部分を新しく作り上げたものをモダンな占星術と呼んでいます。

もし占星術の基礎的な法則が変更されるとしたら、
『伝統的占星術では×××だったけれども、理論的に考えると、それは、かくかくしかじかという点で△△△な理論的整合性に欠ける。だから、○○○であり、○○○な理論が成り立つ。』
そうやって変更されるはずです。私の考え方が古くて頑固なのでしょうか。学問の分野では、それは普通のことではないでしょうか。

モダンな占星術は、そのようなプロセスを経て出来上がっているわけではありません。特殊事情によって出来上がっています。例えば、古典的な美しいそれぞれのサインに当てはめられたルーラー(支配星)の並び方をご覧ください。

 

惑星は太陽と月を起点に、それぞれのサインに、ルーラーとして太陽に近い惑星から順に、各サインに当てはめられていて、とても奇麗に並んでいます。これを把握するのもとても簡単です。「すいきんちかもくどってんかいめい」という惑星の並び順は学生時代に覚えていて、どなたも御存じでしょう。太陽が獅子のサインを受け持っていることさえ気づけば、あとは自動的に、「すいきんちかもく・・・」の順通りに惑星が並んでいます。地球は私たちの住んでいる惑星として省かれています。そうそう、月夜に蟹、というフレーズも頭の中にあるものをひっぱり出してきてください。これで全部です。サインの方は、ホロスコープ作成ソフトを動かせば、都度、同じ並び方で皆さんの前に示されますから、覚える必要はありません。どのマークを何々のサインと呼ぶのか、これだけが記憶する対象です。

ところで、「どってんかいめい」の後ろに当たる、「てん・かい・めい」(天王星・海王星・冥王星)がサインのルーラーとして当てはめられていません。西洋占星術では、古代からサインのルーラーが決まってしまっていて、どんな理論をもってしても、天王星や海王星や冥王星にサインのルーラーを引き渡せないのです。では、モダンな占星術がどんな理論で天王星や海王星や冥王星にサインのルーラーとしての役割を持たせたのでしょう?

ここでは、それを考察するのが、目的ではありません。ですから、このことは飛ばしましょう。 モダンな占星術は、基礎的な理論を欠いたまま付け足しがなされていても、もてはやされています。古いものから更に発展させられた、新しいものだから素晴らしいのでしょうか?

いいえ。モダンな占星術がもてはやされる理由は、まったく別のところにあります。
何も悪いことを言わないヒーリングの時代、現代にマッチしているのです。
人々を希望で満たしてくれます。

癒しを与えるという点では、古典的な占星術はモダンな占星術にかないません。でも、何か物足りなさを感じてしまいす。

心地良いことを言うだけなら、古典的な占星術を学んでいても本来できるはずです。古典的な占星術が17世紀を境に下火になっていったのも、本当のことを言い過ぎたからかもしれません。あと、覚えることが少ないけれども、やっぱり難しいです。

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